ままのて

年子育児の日常を描くエッセイマンガ!おおもりなつみさん(Instagram:omori_nigaoe)が描く、あたたかくてかわいいイラストとコラムをお届けします。母乳育児中のママを悩ませるトラブルのひとつが乳腺炎です。そんなつらい乳腺炎を二度も経験したおおもりさんのリアルな体験談をご紹介します。


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登場人物

ママ/なつみ:とにかく面倒くさがり屋のB型
パパ/ゆたか:女子力高い雑学王な子煩悩がすぎるパパ
さっちゃん:2017年7月生まれ。お歌大好き元気で明るい気分屋さん
れーちゃん:2018年11月生まれ。お姉ちゃん大好きパパっ子。お姉ちゃんに冷たくされると大泣きなちょっと大袈裟さん
しーちゃん:2020年4月生まれ。お姉ちゃんたちに可愛がられてすくすく成長中!


つらい乳腺炎…!

3歳、1歳、0歳の年子3姉妹を育てているずぼらママです。

わたしは今までに2回乳腺炎になったことがあります。

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一度目の乳腺炎は、長女さっちゃんが産まれてから2週間ほど経ったときのことです。朝起きると左胸が岩のようにカチカチに固くなっていました。初めての子育てで何もわからないながらに、ネットで目にした知識をもとに乳腺炎を疑いました。

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「でも違ったらどうしよう…。熱もないし…。」という気持ちで、なかなか産院に相談できずにいました。悩んでいるあいだにも、さっちゃんにおっぱいを飲んでもらいますが、胸はカチカチのまま熱を帯び、痛みがありました。

不安な気持ちに耐えられず勇気を出して産院に電話をしてすぐに向かうことに。助産師さんに診てもらうと「立派な乳腺炎だよ。」と言われました。間違いではなかったことに安堵したと共に、「乳腺炎になってしまった」という不安が押し寄せてきました。

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助産師さんに丁寧に胸をマッサージしてもらいましたが、その痛さといったら…!涙が出てくるほど痛かったのを覚えています。

数十分マッサージしても胸は変わらずカチカチのままで、なかなか柔らかくなりませんでした。それを見た助産師さは「赤ちゃんに吸ってもらうのが一番の解決法!」と教えてくれたので、さっちゃんにおっぱいを飲んでもらうことに。するとマッサージも相まって、どんどん痛さが和らぎ、あっという間に胸が柔らかく戻りました。

「あの地獄のようなマッサージはなんだったの!?」と思ってしまいましたが、マッサージあってこその回復だと思います。

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2回目の乳腺炎は三女しーちゃんが産まれてから、同じく産後2週間ほど経ったころでした。夜中に乳首と胸が痛み出しました。胸を触ってみてももふにゃふにゃですが、とても痛いのです。しーちゃんにとにかくおっぱいを飲んでもらいますが、痛みは治まることなく激痛が走ります。とりあえず寝ようと試みますが痛くて眠れず、次第に身体が寒くなり始めました。5月なのに毛布や冬物を引っ張り出すことに。

悪寒で身体がガタガタ震え出し、歯はガチガチと鳴ります。しばらくして体温を計ると40.7℃の表示が出ました。生まれて初めて見た体温だったので、とても驚きました。新型コロナウイルスが流行していることもあり、「胸もやわらかいし、乳腺炎じゃなかったらどうしよう…」という不安がどんどん大きくなりました。

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朝になって、すぐに産院へ。助産師さんは一目見て「乳腺炎です!」と判断してくれました。胸全体が柔らかくても乳腺が赤くなっている箇所があり、その部分が詰まっているとのことでした。やはりマッサージは痛かったですが、大きな病気というわけではなく、安心したのを覚えています。このように胸がカチカチに固くなっていなくても乳腺炎の可能性はあるそうです!

みなさんもおっぱいトラブルはすぐに助産師さんや病院に相談してみてくださいね。


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