ままのて

乳幼児の10人に1人の割合で38℃以上の発熱時にけいれんを起こす子どもがいます。これは熱性けいれん、ひきつけともよばれ意識障害を伴う全身けいれんです。わが子に熱性けいれんが起こると、てんかん発作の疑いや後遺症などを心配する保護者も多いでしょう。熱性けいれんの症状や原因、対処法や予防はできるのかなどを解説します。


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熱性けいれんとは?

熱性けいれんは英語でfebrile convulsionと言います。直訳すると「発熱によるけいれん発作」で、38℃以上の高熱の発熱に伴って起こるけいれん発作です。おもに発熱から24時間以内に起こりやすいといわれています。


熱性けいれんの症状は?

赤ちゃんや子どもが熱性けいれんになると、意識を失った状態で全身をこわばらせてガクガクと揺らすような症状であることが多いでしょう。なかには嘔吐を伴ったり、白目をむいて、泡をふきながらバウンドするように身体をけいれんさせたりするケースもあるようです。身体をピンと硬直させたまま意識を失ったり、チアノーゼ(皮膚や粘膜が青紫の状態)を引き起こしたりすることもあります。


単純型熱性けいれんと複雑型熱性けいれん

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熱性けいれんは「単純型熱性けいれん」と「複雑型熱性けいれん」の2種類に分類されています。特徴、見分けるときのポイントは下記の通りです。

【単純型熱性けいれん】
熱性けいれんのほとんどが単純性熱性けいれんです。初回の発作は6ヶ月~4歳ぐらいまでに起こり、単純性熱性けいれんは神経学的な異常はないといわれています。しかしママやパパが心配な場合、検査などについて医師に相談してみるのも良いでしょう。

【複雑型熱性けいれん】
下記のような症状があるときには複雑型熱性けいれんの可能性があります。
・けいれんが5分以上続く
・一日のうちに何度もけいれんを起こす
・発熱している期間中に何度も発作を繰り返す
・けいれんが左右非対称であったり、身体の特定の部分にだけ起こったりする
・けいれんが治まっても、意識が戻らなかったり麻痺がのこっていたりする

複雑型熱性けいれんの場合、脳に何らかの疾患があったり、別の病気の可能性や代謝異常・感染したウイルスへの反応だったりするケースがあり、血液検査や脳波検査などを受ける必要があるでしょう。


熱性けいれんを起こしやすい年齢・月齢は?

熱性けいれんは、一般的には低年齢の乳幼児(主に生後6ヶ月~6歳)に起こりやすい症状です。一般的に1回目の熱性けいれんを起こしやすいのは生後6ヶ月~4歳くらいまでの乳幼児といわれています。患者の8割は3歳までに初回の発作を経験します。

なかには6歳を過ぎても熱性けいれんを起こす子どももいますが、ほとんどの場合、すでに熱性けいれんの既往があるようです。


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