ままのて

赤ちゃんのお世話に忙しくなる産後には、悪露や子宮復古といった元の状態に戻ろうとする変化と母乳分泌などの母親として適応していこうとする変化が同時に起こります。帝王切開の場合の悪露はいつまで続くのか、悪露が出ない場合や再開した場合はどうすれば良いのか、悪露の色や量が変化するのは正常なのかについて解説します。


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産後はさまざまな症状に悩む人が多い

自然分娩、帝王切開といった出産方法に関わらず、「産褥期」とも呼ばれる産後6週間から8週間のあいだには、さまざまな症状に悩まされる人が多いかもしれません。代表的なものとしては後陣痛や帝王切開の傷の痛み、会陰切開の傷の痛みなどがありますが、人によって症状の度合いや症状が続く期間には差があります。

産後は赤ちゃんのお世話で忙しい時期でもあるため、産後のさまざまな症状を放置してしまったり、無理してしまったりするケースも少なくありません。個人差が大きく判断しづらいため、気になる症状があれば緩和する方法を病院に相談し、産後の経過に問題はないかを確認すると良いでしょう。忙しい時期だからこそ、少しでも快適に過ごせる環境を整えることも大切かもしれません。


産後の代表的な身体の変化「悪露」「子宮復古」

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産後の症状として代表的なもののひとつに「悪露(おろ)」があります。悪露は、産後に子宮や腟から排出される分泌物のことです。産後すぐは血が多く混じっていることで赤い色をしていますが、次第に血液が減少して褐色(茶色)から透明に近い淡い黄色に変化していきます。

悪露の色が変化していくのは何が混ざった分泌液なのかにより、産後すぐには血液がメインですが、時期によっては白血球や子宮内膜腺といったものの分泌が多くなります。悪露の排出には量や期間などに個人差があり、すぐに止まる人もいれば1ヶ月近く続く人もいます。

悪露は「子宮復古(しきゅうふっこ)」とともに語られることが多いかもしれません。子宮復古とは妊娠前の子宮の大きさに戻ることを指した言葉で、産後4週間から6週間ほどで元の大きさに戻るといわれています。

子宮復古が遅れることを子宮復古不全(しきゅうふっこふぜん)と呼び、子宮内膜に感染があったり赤ちゃんを包んでいた卵膜の一部が子宮に残っていたりすることが原因となります。また産後2日程度のあいだは子宮の収縮に伴い、お腹に痛みを感じる「後陣痛」があります。


産後の悪露は退院後いつごろまで続く?

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悪露がいつまで続くかは帝王切開と自然分娩とで異なります。帝王切開の場合は、悪露は分泌物や色を変えながら手術後から約1ヶ月間で次第に減少していきます。自然分娩の場合、一般的に出産後4週間から6週間ほどで悪露と呼ばれる腟や子宮からの分泌の排出は完全になくなるといわれています。

子宮が元の大きさに戻っていく「子宮復古」に通常よりも時間がかかる「子宮復古不全」になると、悪露が多い状態が続き、子宮内感染を起こしやすくなり、治療が必要になることもあります。このため、悪露とともに子宮復古の様子にも注意が必要です。ただし、帝王切開の場合には自然分娩よりも子宮復古が遅いケースがあるようです。

帝王切開は子宮復古と同様に悪露が長引く場合があります。お腹の中に一時的にたまっているケースもあり、それが排出されると終わったように見えた悪露が再開したように感じる場合もあります。


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