ままのて
  • 妊娠・出産は大変でも、しばらくすると二人目が欲しいと考え始める夫婦もいることでしょう。年子や2歳差、学年差で二人目を作るには、タイミングも気になるところです。ここでは産後に子作りを始められる時期や、上の子との年齢差の計算方法を解説します。また、二人目の子作りはいつから、どこで作るのか、体験談を交えてご紹介します。


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    出産後の子作りはいつからOK?

    子どもを二人以上望んでいる場合、次の妊娠をいつにするか考えてしまいますよね。何歳差という希望や、年子の兄弟姉妹を望んでいる夫婦もいることでしょう。また、高齢出産をされた方だと、次の妊娠を急ぎたいという気持ちがあるかもしれません。

    出産後の性交渉は、1ヶ月健診で医師から問題ないといわれれば再開して良いとされています。では、出産後の子作りはいつから可能なのでしょうか。


    経腟(けいちつ)分娩の場合

    出産から次の妊娠までの間隔に関しては海外や日本国内でさまざまな研究がなされており、いくつもの報告があがっています。その中で世界保健機関(WHO)が子どもと母体にとって安全な妊娠間隔として推奨しているのは、18ヶ月から24ヶ月間隔を空けることです(※1)。

    日本で行われたエコチル調査では、妊娠間隔が6ヶ月より短く120ヶ月より長くなると、早産のリスクが高まることがわかっています(※2)。妊娠間隔が長い場合にリスクがあがるのは、出産時の年齢が上がることと関係していると考えられます。

    日本では一般的に、次の出産までの間隔は産後1年以上空けることを目安にされてきました。エコチル調査の結果、十分な葉酸摂取で妊娠間隔による早産リスクを減少させる可能性も示唆されています(※2)。そのため、早めに次の妊娠を望むのであれば、産婦人科で相談してみると良いでしょう。

    また、授乳中であれば、プロラクチンというホルモンの働きにより生理(月経)や排卵が乱れ、女性の身体は妊娠しにくい傾向にあります。出産後は生理の再開時期がわからなかったり、排卵周期が乱れていたりするものです。二人目の子作りのタイミングで生理が再開していない場合も、医師に相談してみましょう。


    帝王切開の場合

    帝王切開後の子宮の戻り具合は、経腟(けいちつ)分娩の場合と基本的に変わらないとされます。帝王切開による子宮の傷の回復が順調であれば、出産後すぐ妊娠しても問題ないと考える医師もいます。

    しかし、帝王切開では、お腹と子宮を切ってから直接赤ちゃんを取り出すため、子宮に傷ができています。傷の部分は周りの子宮壁よりも薄くなっており、子宮破裂のリスクがあります。一般的には、子宮が十分に回復するのを待つために、次の子作りまで6ヶ月~2年間を空けるように指導する医師が多いようです。

    出産後は帝王切開での傷に加え、赤ちゃんのお世話もあり、ママの身体に負担がかかっているものです。なるべく1年間は避妊をすると良いでしょう。早めに次の妊娠を望む場合は、産婦人科の医師に相談するようにしてください。


    妊娠を望むまではしっかり避妊を

    出産後は生理がしばらく来ない場合が多いものですが、妊娠を望んでいないのであれば生理が来る前でも避妊が必要です。実際、出産後の生理が来る前に次の妊娠をしたという話は珍しくないようです。これは、出産後初めての生理の前に排卵をしていたためにおこるものです。


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