ままのて

授乳中は生理が来なかったり再開しにくかったりするといわれていますが、「授乳中に生理がきた」というママも少なくありません。赤ちゃんのお世話中に生理痛に悩まされたり、授乳中に生理が起こると母乳にも影響が出てきたりするのでしょうか。授乳中の生理再開の特徴や母乳量への影響、再開が早い人の傾向、対処法について詳しく解説します。


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授乳中の生理についてのポイント

✅ 授乳中でも生理がくるのは一般的にある
✅ 生理がきても母乳が止まることはほとんど起こらない
✅ 生理再開が早い人・遅い人の特徴はさまざま
✅ 母乳量が減ったら、水分・鉄分補給&授乳回数を増やす
✅ 生理周期が不安定でも、数ヶ月で落ち着くことが多い

💡授乳中の生理再開は驚くかもしれませんが、母乳育児を続けることは可能です。焦らず、体調を整えながら育児を楽しんでくださいね。


授乳中に生理が再開しにくいのはホント?

妊娠中は生理が止まっていますが、出産すると再開するのが一般的です。生理が再開する時期は個人差が大きく、早くて産後1ヶ月頃に生理が再開するママもいれば、産後1年くらい経ってから生理が再開するママもいます。


出産後の生理再開をさまたげるホルモン

出産後の生理再開には、ホルモンの分泌が大きく関係しています。母乳育児の場合、赤ちゃんがママのおっぱいを吸うことで「プロラクチン」というホルモンが多く分泌されます。

プロラクチンは排卵を抑制する作用があり、この働きによって授乳中は排卵が起こりにくくなります。そのため、母乳育児中は生理も起こりにくいのです。


授乳中の生理・排卵のタイプ

産後のママはホルモンによって排卵が抑制されるので、「無排卵無月経」もしくは「無月経」や「授乳性無月経」と呼ばれる状態になります。授乳期間や1日の授乳回数、1回の授乳時間などで無月経期間の長さは異なり、夜間授乳の有無も関係しているようです。

授乳中に生理がきた場合、「無排卵性月経」となることがあります。その一方で、生理が再開していないのに排卵していることもあり、この場合は妊娠する可能性があります。


授乳中に生理再開!理由は?

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母体回復が進む

出産後、母体の回復が進むと生理が再開します。ひと昔前は、授乳中は生理が再開しないとよくいわれていました。現代ではバランスと質が良い食事と生活環境のおかげで母体の回復が昔よりも早いといえるでしょう。そのため、生理が早く再開しやすいといわれています。


授乳量、時間、間隔の乱れ

1日の授乳回数が5回以下で1回にかかる授乳時間が10分以下になるなど、授乳回数や授乳時間の減少により、授乳中でも生理が再開するケースがあります。

授乳間隔がバラバラに乱れてしまうと、プロラクチンの分泌が少なくなるためです。プロラクチンが減少すると排卵が起こりやすくなり、生理が再開しやすくなるのです。


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