物語や絵の理解力も高まってくる2歳児。ストーリーやしかけを楽しめるようになってくると、読み聞かせがますます面白くなります。たくさんのお話に触れさせてあげたい時期です。お気に入りの絵本は毎日離さない大切なパートナーになることもあります。今回は、プレゼントにも最適な、2歳児ママが選んだおすすめ絵本TOP20をご紹介します。
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2歳児の絵本選びポイント
2歳ってどんな時期?
赤ちゃんらしさが抜けて、子どもらしくなっていく時期です。子どもそれぞれの個性も出てきて、乗りものが好きな子、ママの真似でおままごとをする子など、好きなものやこだわりも出てきます。食べものも好みがはっきりしてきて、偏食に悩むママもいることでしょう。
自分でやってみたいという欲求も高まります。けれど、まだ上手にできないので、泣いてしまったり癇癪を起してしまったり…ママたちが頭を抱える「イヤイヤ期」が始まります。卒乳をする子や、トイレトレーニングにチャレンジし始めるころでもありますね。
どんな絵本が喜ぶ?
2歳頃になると、絵や言葉で状況を理解できるようになります。挿絵やストーリーがわかりやすいものがおすすめです。言葉も出始めてくるので、気に入った絵本は何度も読んでフレーズを覚える子もいます。くりかえしやリズムなどの言葉遊びや、しかけが楽しい絵本も喜びますよ。
しつけを盛り込んだ絵本も良いですね。イヤイヤ期が始まるこの時期は、ママが言うことよりも、絵本やテレビなどの好きなキャラクターから習ったことの方が、効果があることも多いもの。トイレトレーニングや食事のマナー、お友達との関係や思いやりなど、生活の基礎を育むことが出来る絵本もおすすめです。
絵本選びに迷うママのために、実際に2歳児ママのアンケートで人気が高かった絵本を20冊ご紹介します。ママも小さいころ読んだ絵本もあるかもしれませんよ。
1.「ノンタン」シリーズ

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2歳児ママのアンケートで一番人気の絵本は、ノンタンシリーズでした。シリーズ最初の絵本は1976年刊行というロングセラーの絵本で、アニメにもなりました。ママも小さい頃に読んでいたのではないでしょうか。
ノンタンはかわいいだけではなく、絵本の中でお友だちと喧嘩したり失敗したりします。そして事件を通じていろいろなことを学んでいきます。等身大のノンタンに共感したり笑ったりしながら、子ども自身で社会のルールに気付くこともできる素敵なシリーズです。ママの言うことを聞いてくれない時期なので、ママがしつけるよりも素直にルールなどを理解してくれるかもしれません。
全部で22巻(2017年2月時点)あり、食事のマナーやトイレについて、お友だちとのつきあい方など身近なテーマばかりです。子どもの成長や直面していることに合わせてプレゼントしてあげるのも良いですね。
■この絵本に関する口コミ
・お風呂でみんなが泡まみれになって、わいわい楽しんでいるところを何度も見たがりました。絵が楽しく、ストーリーもわかりやすいので子どもが何度も読みたがりました。(ノンタンあわぶくぶくぷぷぷう)
・歯磨きをする事を時々嫌がったので購入。好きな動物達もみんな歯磨きをすることを知り、一緒にはーみーと言いながら毎日楽しそうに歯磨きをすることができた。またぬいぐるみにも歯磨きするなど遊びの幅も広がった。(ノンタンのはみがきはーみー)
2.「だるまさん」シリーズ

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91fk351tQOL.jpg
2番目に人気が高かったのは、「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の全3巻シリーズです。タイトルの通りの「だるまさんが、(の、と、)」という言葉のリズムで構成されていて、軽快なリズムで読み聞かせが楽しめます。
挿絵のだるまさんもコロコロと可愛いポーズで、思わず真似したくなる子も続出です。2歳児が大好きな擬態語もたくさん使われているので、聞いているうちにいつの間にか覚えてしまう子もいます。3冊セットのケース入り本もあるため、出産祝いやお誕生日プレゼントにも喜ばれる絵本です。
■この絵本に関する口コミ
コミカルで文のリズムがよく、親も読みやすい一冊です。テンポよく読めるので息子もいつもニコニコで、よく空で口ずさんでいました。親子で楽しめる一冊です。
3.はらぺこあおむし

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シリーズものではない単体絵本での人気は、「はらぺこあおむし」が一番でした。はらぺこあおむしについて、ママの感想でダントツに多かったのが「エリック・カールの絵が素敵」ということ。印象深いカラフルな挿絵と、シンプルでもくせになる仕掛けが親子で夢中になる絵本です。メロディにのせた読み聞かせCDもあります。こちらもついつい口ずさんでしまうような楽しい曲です。
大判の絵本もありますが、2歳児におすすめなのはボードブックです。厚いので丈夫で、小さな手でもめくりやすいですよ。
■この絵本に関する口コミ
定番の絵本ですが、やはり絵の色使いがとても綺麗なところが気に入っており、穴の空いたページも子どもが食いつくように見ています。文章も難しくないので、何度か読んであげたら子どもが自分で読むようになりました。
4.「ぐりとぐら」シリーズ

出典:https://www.ehonnavi.net/img/cover/350/350_Ehon_49.jpg
この絵本を読みながら、ぐりとぐらと同じようにフライパンの巨大カステラを作ってみたいと思った人は多いのではないでしょうか?この絵本を読んで子どもがお料理に興味をもったというママの口コミもありました。ぐりとぐらのシリーズは、どのお話も楽しい気持ちで読める穏やかなストーリーという点も魅力です。
お話絵本が7冊、暮らしを楽しむ絵本が2冊、おでかけに便利なミニ絵本が4冊、絵本の中に登場するお菓子のレシピ本など、たくさんのシリーズがあります。
■この絵本に関する口コミ
ぐりとぐらのシリーズはとても穏やかな心で読める本です。読み聞かせをしてあげると真剣に本をのぞきこんでいます。簡単な物語のなかにほっこりと心あたたまる内容が入っているのがいいところです。