ままのて
  • 前期破水とは、陣痛がくる前に破水してしまうことを言います。前期破水が起こると、妊婦さんは突然のことでびっくりしてしまうかもしれません。しかし、出産では予期せぬことが起こるものです。ここでは前期破水の定義や症状、原因、リスク、対処法、予防法、そして早期破水との違いについて解説します。


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    前期破水とは?定義と症状


    定義

    破水とは、胎児を包んでいる卵膜が破れ、子宮内にあった羊水が体外に流れ出る状態を言います。子宮口に近い部分が破れる「完全破水」が一般的ですが、場合によっては子宮の上方で卵膜が破れる「高位破水」が起こることもあります。

    破水が起こるタイミングの多くは、陣痛が始まって子宮口が全開大になった時点となります。これを「適時破水」と呼びます。なかには、陣痛が始まった後、子宮口が全開大になるまでのあいだに起こる破水もあり、これを「早期破水」と呼びます。

    適時破水や早期破水とは違い、陣痛が始まっていない状態で破水が起こることを「前期破水」と呼びます。日本産科婦人科学会の定義では「分娩が開始する前に卵膜の破綻をきたしたもの」が前期破水です。前期破水が起こってから24時間以内に陣痛が始まることが多いようです。


    症状 

    前期破水は、陣痛が始まっていない段階で卵膜が破れ、羊水が腟から漏れ出る状態をさします。破水時の羊水のにおいは、少し生臭いのが一般的ですが、無臭と感じることもあります。羊水ではなく尿であればアンモニア臭がする可能性がありますね。

    また、破水によって流れ出る羊水は、透明か、白っぽく濁った色をしています。おしるしなどが混ざっているときは、薄いピンクか茶色になることもあります。羊水が黄緑色か緑色に近い場合は、胎児の便が羊水と混ざる「羊水混濁」という症状の可能性もありますが、早産や妊娠38週以前では少ないとされています。

    破水は一気に大量の羊水が流れ出ることもあれば、チョロチョロと少量ずつ漏れてくることもあり、尿漏れと区別がしにくいこともあります。破水は尿とは違い、自分でコントロールできないことが多いようです。

    におい・色・量から、破水か尿漏れか判断がつかない場合も多いでしょう。迷ったときは、かかりつけの医師に相談するようにしてくださいね。


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