帝王切開での出産は、今や5人に1人のママが経験しているといわれています。しかし、自然分娩と帝王切開での分娩は勝手が違うため、術後の過ごし方について不安に思うママも多いのではないでしょうか。ここでは、そんな帝王切開の術後の過ごし方や疑問点について、医師監修の記事でご紹介します。
本ページはプロモーションが含まれています
帝王切開術後から退院までの流れ
帝王切開は、あらかじめ日にちが決まっている「予定帝王切開」と、通常分娩中に何らかのトラブルがあり緊急に決まる「緊急帝王切開」があります。予定帝王切開の場合、妊娠37~38週のあいだに行われることが多いです。入院する前に、血液検査や心電図検査などを行います。
入院
帝王切開の入院は出産の前日にすることが多いようです。前日に、赤ちゃんやママの身体の様子をチェックします。次の日はいよいよ手術になります。当日は麻酔をかけるため、飲食は禁止です。
術後1~2日で食事が普通食となります。ママの身体の状態が落ち着いたら、赤ちゃんのお世話を開始します。入院の流れや術後のケア、赤ちゃんのお世話の開始時期は、病院やママの体調によって異なります。入院中の流れについて気になることがあったら、あらかじめ質問しておくと安心です。
抜糸
傷口を止める方法は、ステープラーという医療用のホチキスや、糸で縫う方法があります。抜糸は帝王切開の術後の傷の状況にもよりますが、だいたい術後5~8日が目安です。傷口の様子をみて、問題なさそうな場合は抜糸をしたり、ステープラーの針を外したりします。
ステープラーや溶けないの糸の場合は、抜糸の際にチクチクした感覚があります。痛みは個人差があり、ものすごく痛かったという方もいますし、思ったより痛くなかったという方もいます。最近は自然に溶ける糸を使って縫合し、抜糸が不要な場合もあります。
退院
入院中は帝王切開の術後の傷が痛んだり、精神的にもつらくなったりすることもあるかもしれません。基本的に、下記の条件を満たせば退院できるといえるでしょう。
●抜糸をしている
●傷の状態が良好
●悪露が正常に出ている
●子宮内に胎盤が残ってない
●赤ちゃんのお世話ができるくらい体力が回復している
帝王切開の場合は平均すると術後5~10日で退院できる場合が多いようですが、人によってはもっとかかる場合もあるそうです。