子どものまぶたが腫れていて驚いた経験のあるママは多いのではないでしょうか。保育園や幼稚園・小学校に通っている場合の対処法なども参考にしてみてくださいね。抵抗力の弱い子どもはものもらいになりやすいので、適切な対処法を把握しておきましょう。子どものものもらいの種類や症状、治療法について小児科医監修で解説します。
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子どものものもらいの種類と症状
まぶたが腫れ、痛みやかゆみを伴う病気を「ものもらい」といいます。地域によっては「ものもらい」ではなく、「めばちこ」や「めいぼ」と呼ぶこともあるでしょう。主に関東地方では「ものもらい」、大阪などでは「めばちこ」と呼ばれているので、「めばちこ」のほうが馴染み深い人も多いかもしれません。
ものもらいには「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」の2種類があります。一般的にものもらいという言葉が使われることが多い、目が赤みがかって腫れる症状は麦粒腫を指しています。
麦粒腫(ばくりゅうしゅ)は赤い腫れが特徴
麦粒腫は、黄色ブドウ球菌に感染することで起こります。黄色ブドウ球菌とは手や鼻の穴、傷口など身体のあらゆるところに存在する常在菌で、健康なときには害はありません。しかし、免疫力や抵抗力が下がっているときは感染しやすくなるので、注意が必要です。
黄色ブドウ球菌は食中毒やとびひの原因になることもある細菌で、28~30℃の温度で大量発生するといわれています。麦粒腫は、黄色ブドウ球菌が汗を出す腺やまつ毛の毛根に感染する「外麦粒腫」と、まぶたにあるマイボーム腺に感染する「内麦粒腫」に分けられます。
麦粒腫になると、初めは局所的な軽い痛み・かゆみを伴う赤い腫れが起こります。炎症が悪化すると赤み・かゆみ・痛みが増していくでしょう。化膿した部分が自然に破れ、膿が出ることもあります。膿が出れば症状は改善していくでしょう。
霰粒腫(さんりゅうしゅ)は白いしこりが特徴
霰粒腫は、まぶたにあるマイボーム腺の出口が詰まり、肉芽腫という固まりができる病気です。細菌感染を伴わないことが麦粒腫との大きな違いといえるでしょう。しかし、霰粒腫が細菌感染すると赤い腫れや痛みが起こるため、麦粒腫との区別が難しくなります。細菌感染して炎症を起こした霰粒腫を「急性霰粒腫」といいます。
娘が霰粒腫と診断されました
娘が目に違和感があるとのことで、眼科を受診したところ「霰粒腫」と診断されました。まぶたの上から触れてみるとしこりのようなものがあり、めくってみると白いしこりがありました。そのとき処方されたのは、炎症を抑える目薬でした。